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物想いに耽りて足を休め、愈々手切と相成り候間

【ヲ】今更シリアルエクスペリメンツレインを見た感想

まだ前回から1か月経ってないんで。これ大事です。
140字以上の文章を考えて書きましょう。

MMDワートリのELECTを裏で流しながらだと、そういうテンションにならないのだけど。
かれこれ、え?1998年の?serial experiments lainを今更見たという話です。

当時知らなかった訳ではなく、何となく見たことはある気がする。
深夜枠アニメを見始めた頃です。学力と引き換えに。
しかし、当時私は今のようにアニメなら何でもいけます、ではなく
相応に偏っていたのでトライガンでさえ後半のノリについていけなかった程度には
シリアスなお話は興味がなかったのです。
玲音のヘアピンクロスしてる髪型だけは印象に残っていた。
なぜかあの頃って、サイドの髪だけ微妙に伸ばして
アクセントにするキャラを見かけた気がします。
アシメとも違うし、すごくアニメとか漫画っぽい髪型だなあと今は思う。

だから、つまりほとんど内容は知らなかったので、
あの頃ちゃんと見ていたら、もう少しPC知識が深まっていたかもしれないし
完全にニートになっていたかもしれない。
それでも初見の感想はアンサイクロにある「ハァ?」になったと思う。

紹介文に、攻殻や.hackとも違うとあったけど
ネットを介して外に、世界に、時に内に視野を広げるそれらと比較して、
ほんとただひたすら玲音に迫るための話。
飛び交う単語や設定なんかは、むしろ今だからこそ幾らか理解できるけど
IPv6とかプロトコルとか正直、今でも「ハァ」なので
私は情報処理系の仕事にいてはいけないのだろうよ。

でも最後の「お父さん」と向き合う玲音は、
よくわからないけどなんか泣けた。
あとずっと眼が印象的な見せ方をするアニメだった。

全体的に自分が、このアニメはそういうものという心構えで見たこと。
世界系とも違うなと思いつつも、漂う空気、狂気みたいなのは近いものがあって
その狂気に耐性がつき、むしろ好きで見るくらいになっていたので
惜しいことしたなあと思う。

何よりゲームがやりたくなりました。
概要やレビューを見る限り、操作面以外はすごく面白そう。
ちょいちょい見かけた感想で、いまこそ出すべき。

どうでもいいけどファッションが98年のものなのに
そこまでおかしいと感じなかったので、
ああ1,2周している?…流行は巡るなというか、
現在のファッションてとても雑多になってきたと再認識。

一過性の大流行ってもう、よっぽどのことがない限り起きないのかもしれないですね。
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